エチオピア

アフリカの民族|唇にお皿をはめたムルシ族に会いに行ってきた

  • アフリカのエチオピアには、唇にお皿をはめた民族がいるって聞いたけど本当?
  • 少数民族ツアーに参加してムルシ族に会いたい!何処に行けば会える?

今日は、このような疑問をお持ちの方向けの内容になっています。

 

こんにちは。LトラベラーRIE(@l_traveler_)です。

アフリカ大陸エチオピア南部の少数民族巡りに参加中の私。

1日目、2日目の様子はこちらを参照下さい。

【エチオピア南部少数民族ツアー】カイアファールマーケットへ

ダサネチ族の真実と、判明したガイドの嘘【オモラテ村】

 

今日は、唇にお皿をはめる文化を持つムルシ族に会いに行った時の話を中心に、少数民族ツアー3日目の様子をお伝えします。

アフリカの民族!唇にお皿をはめたムルシ族に会いに

少数民族ツアー ムルシ族

大雨強風に耐えてテント泊をした翌朝、ツアー3日目。

今日は、マゴ国立公園に住むムルシ族に会いに行きます。

 

恒例のトラブル発生

ツアー1日目から、ガイドの嘘に翻弄されまくりの私たち。

3日目最初のトラブルは、思っていたより早くに訪れました。

 

それはムルシ族の村へ行く途中のオフィスにて。

「追加でお金が必要だから支払って」と。

出たー!またお金の追加請求かーい!

ムルシ族の村へ行く場合、他の民族に会いに行くより費用が掛かります。

  • 国立公園の入場料や入村料
  • ガイド代
  • ソルジャー代
  • 車代(4WDではないから追加で必要と言われた)

しかし、私たちは事前に3日間のツアー代をまとめて支払い済みで、撮影代だけ自分たちで支払う約束でした。

少数民族ツアー ムルシ族

なのに「今日から料金が値上がりしたから、支払ってもらった分では足りない」

「政府に払うガバメント手数料を払う規則が出来た」と。

追い打ちをかけて「払うのか?払わないなら、帰るけど」と言い出したガイド。

 

埒が明かず、最終的に一人580ETB(約2,446円)を支払いました

RIE
RIE
最初の提示額はもっと高かったけれど、交渉したら値下げしてくれたよ。

値下げできる手数料ってある?笑

 

唇にお皿をはめたムルシ族とご対面

さて、ようやく村へ向けて走り出した我々。

ムルシ族

国立公園内は道が整備されていないので、かなりのガタガタ道です。

そして到着したムルシ村がコチラ!

ムルシ族

小さな集落(?)で、思っていたより質素。

観光客の訪問に気づくと、ムルシ族が一斉に「フォト!フォト!」と近寄って来ます。

ムルシ族

撮影代は、ムルシ族1人につき5ブル(約21円)〜。

赤ちゃんも1人とカウントされるので、その場合は10ブル(約42円)を支払います。

ムルシ族

こんな小さな子供ですら「写真を撮って」とせがんでくるんですよ。

少数民族ツアー ムルシ族

しかも撮影して欲しいからって、わざわざペイントしたり、カゴで写真映えをアピールしてくる賢さ。

少数民族ツアー ムルシ族

こんなに可愛い格好で出て来られたら、そりゃあ写真撮っちゃうでしょ。

 

ムルシ族と言えば、唇に大きなお皿をはめていることで有名ですが、実はお皿をはめているのは女性だけなんです。

男性は、こんな感じで誰もお皿を付けていません。

ムルシ族 ムルシ族

女性がお皿をはめるようになったのは、奴隷として売り飛ばされたことが始まりで、

唇を切り開いてお皿をはめることで「醜い」と思わせ、奴隷として買われるのを避けたそうです。

少数民族ツアー ムルシ族

今尚その伝統が続くのは、やはり私たちのような観光客の存在故

観光客である我々がムルシ族に会いに行くのは、”唇にお皿をはめた民族”に会うためですよね。

観光客からの収入源を確保する為に、中高生くらいの年代になると、女性は皆んな下唇に穴を開けるのです。

少数民族ツアー ムルシ族

10年後、20年後には、唇にお皿をはめたムルシ族は存在しないかもしれません。

「ムルシ族博物館」なんてものが建てられて、「私たちの祖母は、唇に穴を開けてお皿をはめていました」と説明するムルシ族ガイドが出現するかも。

少数民族ツアー ムルシ族

 

ムルシ族に会った感想

ムルシ族の村へ行くと「フォト!フォト!」と写真をせがまれ、

「私を撮って」と引っ張られて、

「もっとチップを頂戴」と懇願されます。

ムルシ族

この行為に対して、「しつこい」と言う旅人がいたり、「人間動物園」と例えたりしますが、

「お皿をはめた写真を撮りたがる人がいるから、体を張って唇を切ってるんだぞ!」

「その分、お金を請求するのは当然だし、写真を撮ってもらわないと困る!」

ムルシ族からしたら、こう思うのが当然じゃないでしょうか。

ムルシ族

「動物園」って動物が望んで作った場所ではないのと同じで、ムルシ族の「人間動物園」を作り出したのは観光客なんですよね。

それに、接し方一つ変えれば、はしゃいだり喜んだり驚いたり飾らない姿を見せてくれます。

だから「しつこい」とか「嫌気がさす」っていうのは違うんじゃないかなっていうのが、私がムルシ族と接した感想です。

ムルシ族

尚、こちらの女性はヘルペスが痛いから、治るまでお皿をはめられないそうです。

唇を切り開くのと比べたら、微々たる痛みのはずだけど「ヘルペスが痛いのは全人類同じだよね」と思って、ちょっと笑いました。

 

アリ族の村でインジェラ作り見学

少数民族 ランチ

ムルシ族との対面を終えて、昼食のレストランへ。

RIE
RIE
メニューは、昨日の夕飯とほとんど同じ(泣)
少数民族 ランチ

ガイドが2人分しか注文してくれず、それを3人で分けています。

 

アリ族はインジェラ作りのプロです

さて、ツアーの出発地であるアルバミンチに戻る途中、アリ族のお家に立ち寄ることができました。

今まで訪ねた民族とは違い、アリ族に民族衣装はありません。

大人も子供も、私たちが着るのと同じ衣服を纏うアリ族のみなさん。

アリ族 アリ族

そんなアリ族が得意としているのが農業で、特にインジェラの原料であるテフの栽培が得意だそう。

インジェラ

インジェラと言うのはエチオピアの国民食で、「見た目は雑巾、味はゲロ」と言われているもの。

穀物であるテフを粉にして、水と混ぜて、クレープみたいに焼いていきます。

インジェラ

焼き上がったら、インジェラの完成でーす!

インジェラ

という一連の調理風景を、アリ族のお宅で見学させてもらいました。

RIE
RIE
これはとても勉強になった!

お礼にエマが持っていた紙皿やTシャツなどをあげると、この笑顔。

アリ族

「ちょうだい!ちょうだい!」って、とても喜んでくれました。

そんな中、「このTシャツと、洗濯物干しは俺にちょうだい!」って横取りして、女性物のTシャツを着るツアーガイド・・・。

相変わらずヒドい人ですね。

 

少数民族ツアーの終わりと別れ

少数民族巡り

その後、陸路でケニアに行くというクロちゃんと、コンソの町でお別れ。

クロちゃんが居てくれたおかげで、女2人にならず心強かったです。

少数民族巡り

 

最後の嘘

私たちがアルバミンチに着いたのは、夜21時近く。

長かった3日間のはツアーは、これにて終了です。

少数民族巡り

別れ際、「散々ガイドに嘘付かれて史上最悪のツアーだったけれど、無事に帰って来れたからチップくらいあげようか」と優しいエマが言う。

 

ガイド「昨日の夜、テント建てるのを手伝ったから、その代金を支払ってって彼が言ってるよ!」と。

※彼=ツアーで使った車の持ち主。ガイドから車代を支払ってもらえず、仕方なく今回のツアーに同伴してお金をガイドに請求し続けている人

否定する彼。

はあぁぁ!?

自分が支払っていない車の代金を、私たちに支払わせようとしてるんじゃないよ!

と、最後の最後までブチ切れて終わった南部少数民族ツアー。

短期間でこんなに沢山の嘘を付かれたのは、人生で初めてでした。

 

少数民族ツアーまとめ

3記事に分けて、アフリカのエチオピア南部少数民族ツアーの詳細をお伝えしましたが、楽しんで頂けましたか?

ガイドの嘘で、当初予定していたカロ族に会うことはできませんでしたが、ダサネチ族やムルシ族、アリ族の暮らしや実態を知れたのは、とても良い経験になりました。

 

正直こんなにもイライラして頭に血が上る3日間を過ごしたのは初めてで、「もう一度、少数民族ツアーに参加したいか?」と聞かれたら、即答で「ノー!」と答えるけど、嘘付きガイドと過ごした時間も今では笑い話になっているので「これも経験、良い思い出」だと思っています。

 

写真で見るだけでは分からないことが沢山あるので、この記事を読んでエチオピアの少数民族ツアーに興味を持った方がいたら嬉しいです。

RIE
RIE
ガイド選びは慎重に〜(笑)

以上、LトラベラーRIE(@l_traveler_)でした。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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POSTED COMMENT

  1. nishizaki より:

    RIEさん、こんにちは。
    いやあ、凄いツアーでしたね(色々な意味で)。

    自分もモロッコ行った時に、リヤドのレセプションの人に「こんなツアーもあるよ。行きたかったら言って。手配してやるから」と言われ、申し込んで、レセプションで全額前払い(勿論、領収証なんか無し)。
    で、ツアー行く途中で運転手から「残金払え!」と言われた時の事を思い出しました。
    で、自分が「全部払ったわ!」と怒気を込めて言うと、運転手が何処かに電話して、その後何もなかったかのように、ツアー再開。
    海外だと日本と違って、ホントにこういった事が日常茶飯事ですね。
    或る意味、異文化コミュニケーションなのかもしれないけれど。
    こういう事があるから「パックツアーが安心」とお年寄りや海外慣れてない人が言うのも判る気がします。
    「パスポートと命を取られない限りは全てOK」というのが自分の海外旅行時の心得なんですけど、RIEさんもそんな感じでしょうか?

    • RIE より:

      こんにちは!いつも読んでくださりありがとうございます。

      ははは、本当に色んな意味で凄いツアーでした。あるあるらしいので、こういうものかと思っていますが、実際あの時はかなりイライラしました。
      モロッコでも同様のことがあったんですね。私がモロッコへ行った時は、そういうトラブルはなく平和だったので驚きです。国ではなく人によるのかもしれませんね。
      パックツアーは、金額や自由が効かないデメリットはあるにしても、特にボッタクリなどのトラブルが多い場所では利用する価値はめちゃくちゃありますよね。もう行きたくないけど、もう1回民族ツアーに行くならツアーで行きたいですもん。笑

      私の旅の心得は何だろうと考えたところ「一人の時は、お金で買える安全は買う」「自分で解決できないトラブルには絶対遭わない」こんな感じです。日本で待っていてくれる家族や友人に心配を掛けたくなかったので、警戒心はかなり強く持っていたと思います。でも究極は「命さえ無事ならOK」ですよね。同感です。

      エチオピアの後は、タンザニア、ザンビア、ナミビア、南アフリカとアフリカ編が続きますので、また読んでもらえたら嬉しいです。

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