LBGT

初カミングアウトは学校の先生に~過去のカミングアウト体験~

こんにちは、世界一周中のレズビアントラベラーRIEです。

ブログは5月のスリランカ編がまだ終わっていませんが、ちょっと休憩。

10月11日のカミングアウトデーにちなんで、本日は私のカミングアウト体験を綴ろうと思います。って、もう16日だけど(;´∀`)笑

「読んでやってもいいよ」って方はそのまま下へ。

「興味ないです」って方は最新の紅茶列車記事をもう一度読んで、次の更新をお待ち下さい(笑)

過去のカミングアウト~傷付いて立ち止まっていても理解は得れない~

そもそもお前誰だよ!

いきなりこの記事を読んだ方は

「旅の記事を読みに来たのにカミングアウト???」「お前誰だよ!」ってなるかもしれないので、前置きを。

私はレズビアンです。

世界のLGBTQスポット巡りをテーマに、世界一周しながらたまにブログで発信しています。

理由は「日本語で書かれた、世界のLGBTQスポットの情報が圧倒的に少ないから」。

レズビアンで世界一周した人はいたとしても、それをブログで発信してる人は皆無に等しい。

だったら私がブログで発信しようと思ったのが、このブログ「Lトラベラー」やテーマ誕生のきっかけです。

何故わざわざカミングアウトするのか?

私は一部の友人に「レズビアンなんだ」とカミングアウトしています。

「わざわざカミングアウトしなくたっていいじゃない」という意見をお持ちの方がいるのは確か。

それでもカミングアウトするのは

「私はチョコレートが好きです」「私はピンバッジを集めています」と同様に、パーソナリティーの一部として「女性が好き」な事実を伝えて

本当の自分を知って欲しいから」だし

その上で今後も付き合っていきたいから」です。

だから大抵の場合、カミングアウトする時は「知って欲しい」と思う人にだけ、その人に合う言葉を選んで、個別で伝えてきました。

実はカミングアウトする度にビクビクしてる

今でこそ「カミングアウトする事」に対する抵抗感は減りましたが、それでも毎回ビクビクしています。

「レズビアンだ」と伝えたら

不快に感じるんじゃないか

縁が切れてしまうんじゃないか

そんな事がいつも頭を駆け巡って、言葉を詰まらせてしまう。

相手の顔色が曇ったら、やっぱり言わなければ良かったと思うし

困惑した表情を浮かべたら、戸惑わせてしまってごめんと思う。

当事者なら皆んなそうだと思うけど、相手が言葉にしなくとも「どう感じたか」が何となく分かるんです

だけどカミングアウトしないと心苦しい

カミングアウトしていない場合の恋愛話一例。私はこんな流れで回答をします。

・どんな人がタイプなの?

年上美女!!

→うーん、年上の優しい人かなぁ。

・年上って何歳までオーケーなの?

何歳でもいける!!

→(何歳でもいけるって言ったらおじさんでも恋愛対象だって思われるから)5歳くらい上までかな。

・ところで彼氏はいるの?

彼女がいるよ!!

→うーんとね、付き合ってる人がいる。

・今の彼氏と結婚願望とかないの?

法律で同性婚が認められてないの

→(彼氏じゃなくて彼女なんだけどなー)うん、結婚願望はないよ。

・結婚願望がないって、子供欲しいとか思わないの?

女同士で子供が作れるなら

→そうだね、子供はいらないかな。

嘘はつきたくないけど、真実は伝えられず。もっと突っ込まれると、煮え切らない回答をして濁します。

本心を隠す事

自分の気持ちを押し殺す事

慣れっこになっていて、へっちゃらです。

だけどいつも心苦さが隣合わせ

「この人ともっと掘り下げて話がしたい」。そう感じた時が、カミングアウトしようかなって思うタイミングかもしれません。

初めてのカミングアウト

「この人がどう考えているのか知りたい」。そう思って人に初めてカミングアウトしたのは高校生の時。

相手は高校の先生。

ハッキリと自分のセクシャリティーを主張したわけではないけれど、伝わったはず。

すると衝撃の一言。

「それ、友達でもいいじゃない」

女同士恋人として付き合わなくても、友達として付き合っていけば同じことじゃない、というのが先生の意見。

言葉を失いました。

嫌悪、拒絶、偏見というより無理解。本質を一切理解していない。

教師がそういう意見じゃダメじゃん、って今なら言えるけど、当時の私はそんな風に思える訳もなく。想像していなかった答えが返ってきたので、それ以上言葉が出てきませんでした。

これが初めてのカミングアウト。

「LGBT×教育」って本当に大事だと思う。

地元の親友にカミングアウト

東京の大学に入り、新宿2丁目に繰り出すようになると、同じセクシャリティーの仲間が増えて、「私だけじゃないんだ」「自分らしくいていいんだ」と女性が好きな事実を前向きに考えられるようになりました。

そこで、地元の親友にカミングアウトを決意。

「話したい事があるんだ」

「え?何なに?」

先先の一件以来カミングアウトに及び腰になっていて、なかなか言い出せずにいると

「まさか女の子が好きとか言い出すんじゃないでしょうねぇ

大正解(・∀・)当てられた

最後に友達は「それでもやっぱり私は、あなたのウエディングドレス姿が見たいけどね(※10年以上前の話で、当時はまだまだ同性同士で結婚式を挙げる人が多くなかった)」って正直な気持ちをぶつけてくれて、「友達なりの私の幸せ」を考えてくれた事が有り難かったです。

大学の友達にカミングアウト

当時付き合っていた彼女と別れて落ち込んでいた時、心配してくれた同じ学科の友達にカミングアウト。

特段変わった反応はなかったけれど、後日会うと

話しにくそうにしている友達。何だろうと思っていたら

「実は私も女性が好きなんだ」と逆カミングアウト!

えぇぇ(゜o゜)

元々仲良かったけど、恋愛相談をし合う身近な存在へと距離が一気に縮まった瞬間でした。笑

類は友を呼ぶ?偶然は重なるもの

「カミングアウトしたら逆カミングアウト」された経験は1度や2度ではありません。

それ以外にも

2丁目に行ったら大学の後輩にバッタリ出くわした

レズビアンのオフ会を開いたら高校の同級生が参加

部署内にレズビアンやバイセクシャルが数名いた

直近では、フィリピン留学をした学校でフィリピン人の先生だけでなく、お仲間の生徒が複数、など。

偶然というより、不思議と引き寄せられた「必然の出会い」なんじゃないかと思うほど。

あるいは、私がレズビアンだと明かすと、相手が抱えている秘密を打ち明けてくれる事もしばしば。

私のカミングアウトなんてゴミに思えるくらい、衝撃的な秘密を打ち明けられたりすると、逆にこっちが動揺してしまったり。

そして、カミングアウトする度に感じるのは

「自分が心を開くと、相手の心も開くんだな」ってこと。

「自分から心を開くことの大切さ」を毎回学ばせてもらってます。

旅人仲間の反応は?

世界に出て色んなものを見ているせいか、今まで会った旅人の友達に否定的な事を言われた事はありません。

「実は自分もそうなんだ」って逆カミングアウト

「同じくセクマイです。どこかの国で会えませんか?」ってメッセージ

「この国に旅行へ行くのでレズビアンバーの場所を教えて下さい」って連絡

旅に出てからLBGT当事者の友達や理解のある友達がさらに増えました。

だけど一番驚いているのは、私が「初めてのレズビアンの友達だ」って言われる回数の多さ。

「20人に1人だか2人がゲイ」って言われている世の中で

「初めて」という驚きと

「まだまだカミングアウトする人が少ない現状」を思い知りました。

その分興味関心を抱いて、あれこれ質問してくれるので嬉しい限りです。

傷付く事もあれば拒絶される事だってある

昔、彼女と手を繋いで東京の街を歩いていたら、お母さんと小さな女の子が前から歩いてきました。

するとお母さん、私たちを見るなり

女の子の目を自分の手で覆うんですよ。

見てはいけないもの、存在してはいけないもの、として扱われた事へのショック。

辛い気持ちになったと同時に、子どもが可哀想だとも思いました。

後々書く記事で触れる予定ですが、8月に参加したイギリスのプライドパレードには家族連れや修学旅行生を多く見かけました。

世界は多様性に富んでいると小さい頃から知ることで(大人が知らせることで)、その子の世界観は随分と変わってくると思う。

だから、お母さんから目を手で覆われた少女が、早くその目で、ありのままの世界を見て欲しいと願うばかり。

もちろんこのお母さんだけでなく、疎遠になった友人や受け入れてもらえなかった経験はあります。

だけど悲しんでいるだけでは何も変わりません。

色んな男の人と付き合ってみたら変わるんじゃない?」 そう発した友人(男性)に

じゃあ試しに色んな男の人と付き合ってみたら、男性が恋愛対象になるの?」と聞き、説明を繰り返して、誤った認識だったと理解してもらった事がありましたが、

何も知らない人に対して、ただ認めてくれと叫んでも、平行線のまま何も変わりません。

「理解してくれないと嘆き悲しむより前に(または散々悲しんだ後で)、理解を得ようと努力する姿勢」が絶対に必要だと思い知ったから

あの時は何も言えなかったけど、

初めてカミングアウトした学校の先生に今もう一度会ったなら、

理解してもらおうと必死になって、決して黙り込んだりはしないと思う。

結局のところ

誰だって単純に、嘘偽りなく、自然体の自分で居たいだけで、

他人に迷惑を掛けない範囲だったら

「自分でいる」って、誰しもが当たり前に持っていていい権利だと思う。

もし誰かがあなたにカミングアウトしてきて

何て言っていいか分からなくても

「話してくれてありがとう」って

「あなたを受け入れるよ」って意思表示してくれるだけで、

100人に認められなくても

大事な友達や家族1人が認めてくれたら

カミングアウトした側は救われる。

それだけで心の重みが軽くなって

前より自分らしくいられるし

自分のままでいていいんだって思える。

これはLGBTに限った話ではなく。

そういう優しい世界がいい。

今でも私たちの事を「病気」だと思っている人が世界には数多くいて、彼ら彼女らは

治療(異性と性交渉をする)をすれば治る(異性愛者になる)と信じています。

私たちを「異常者」と見なして、死刑にする国があります。撲殺する人たちがいます。

それにも屈せず

「過去の地道な活動が、今の権利獲得に繋がって、未来を生み出している事」の意義を、世界のLGBTQスポットを訪問しながら感じ取っています。

大それた事は出来ないけれど。「心を開く事・発信していく事」の重要性は感じているので、たまには旅日記を離れてこんな記事を書くのも悪くないかなー、帰国したらアウトプットする場を設けたいな、と思ってます。なので、その時はまたお付き合い下さいm(_ _)m

また、いつでもLGBT関連の質問や相談は受け付けているので、人に話しにくい事や聞きにくい事があればこちらまたは ツイッターから連絡下さい^ ^

何ら旅とは関係のない戯言を、最後まで読んで頂き本当にありがとうございました!良い一日を!

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