カミーノ巡礼

終焉と覚醒~噴水に始まり噴水で終わる

こんにちは。LトラベラーRIE(@l_traveler_)です。

ブログはカミーノ巡礼編22日目まで書き終えています。

lesbian-traveler.com

本日はカミーノ巡礼23日目!昨日発症した足の痛みは解消されたのでしょうか。

 

導かれるまま

2018年4月22日(巡礼23日目)

出発地:Pontevedra

目的地:Tivo

想定距離:19.2km

服が濡れる事を憚らず、水の美味しさに憑りつかれた少年の像を横目に始まった巡礼23日目。笑

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アルベルゲを出た瞬間、左の道から巡礼仲間のジャネットさんがやって来た

示し合わせたように、偶然に私たちが再会を繰り返すのはもう何度目だろう。

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てっきり昨日は、もう少し先のアルベルゲに泊まったものだと思い込んでいたから、目が合った瞬間、両手を広げて喜び合った。

違うアルベルゲに泊まっていたのに、ジャネットさんが通り掛かったタイミングで、たまたま私がアルベルゲから出る確率は何パーセント?

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ヤコブの導きなのか。

出逢うべき人とは、どう足掻いたって出逢うし、離れようとした所で、再会を繰り返すんだろうな。

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彼女と出逢った意味が必ずあるはず。

町を出ると1本道が続き、視界に入ってきた多くの巡礼者たち。

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赤いリュックを背負っているのは、20代後半のリトアニア人女性。巡礼中リトアニア人と会うのは5人目だ。

さて、笑顔で写真に収まったものの、足の痛みは平行線のまま。

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今日は幸い距離が短いし、悪化していないだけマシだと思って、前向きに考えよう。

歩く私1。

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歩く私2。

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ジャネットさんから「先に行ってて!」と言われて一人で歩き始めたら、後ろから隠し撮りされていた(笑)

リュックのおかげで、猫背なのがちょっと隠れてない!?( ̄▽ ̄)

 

啓示が下りた

どう説明すればいいのか分からないけれど、巡礼をスタートさせてから頭をグルグル回転させて色々と巡らせ、糸が絡まって解けない部分を見つけたり、渦を巻いて後ろも前も見えない状態に陥ったり、悶々としたシコリのようなものが確かにあったんだけれど。だけどもう、何日も前から頭がスッキリしてクリアになってた。

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100キロ地点に辿り着く前日、山に登った日が転換の時

誰かが「残り100キロを切ったら、巡礼が巡礼ではなくなるよ。」と教えてくれたけど、本当にそうで、

100キロ地点から団体客がいっぱいになって、カミーノが”巡礼”ではなく”イベント”に変わってた

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それで「あぁ、私の巡礼は100キロ手前で、もう終わったんだなあ」と、昨日の夜、気が付いた。

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今まで生きてきて、宝物だと思って必死に守ってきたものが沢山あったんだけれど、

ずっと残し続けたいものなんて実際は多くなくて、

何が大切か、欲しいものが分かった。

自分には何があれば足りて、どれだけあれば充分なのかを知れた。

跡が消えなかった傷はいつの間にか癒えていて、

赦しを求めて、もがいていたものたちは背負っていこうって思えたし、

今まで無頓着だった宗教に向き合って

“神”という存在に対する考え方が少しだけ変化した。

“祈る事の意義”を心の底から理解できた。

色んな人と出逢って、その違いを認め合って、

考えそのものが変わったかは定かではないけど、

答えを出すまでの思考方法、方向性、道筋が明らかに変わった。

とにかく色んな事柄が、自分の中で一掃された。

そう。「一掃」って言葉がしっくり来る。

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孤独に歩いてたらどうしたって考え事をする時間は増えるし、

うんざりするくらい自分と向き合う時間が取れる。

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結果的に頭は雁字搦めになって、直前まで目を凝らしても小さな光すら見えなかったのに、突然ふと。

自分でも正体が掴めていなくて、文字でうまく説明出来ないんだけど、

何かが降ってきたのか、

何かに触れたのか、

または、

スッと抜けていったのか。

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これを浄化と呼ぶのか、

覚醒と言うのか、

啓示と捉えるべきなのか。

大きな転換を迎えた。

それでクリアになった。

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頭がすっきりした今、巡礼という意味合いでのカミーノが終わってしまったと悟っても、悲しいとは思わないし、

ゴール地点のサンティアゴ・デ・コンポステラへ辿り着く事を寂しいと感じる人がいるだろうけど、そこがゴールではないと分かったから、カミーノが終わって欲しくないとは思っていない。

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回り道はゴールへ辿り着くまでの通過点に過ぎなくて、

どの道を選んだとしても、

例えそこに悲しい別れが待ち受けていたとしても、

道は繋がっているから。

歩き続けたらまた出会える。

歩みを止めなければいいんだと思った。

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痛みに耐えて、歩みを止めずに20キロ歩いたら、65キロ地点から45キロ地点に変わって、巡礼23日目が終わった。

辛抱してくれた左足に感謝しかない。

 

本日のアルベルゲを紹介します

今日泊まるのは1泊10ユーロ(約1,257円)の「Albergue Catro Canos」。家族経営の私営アルベルゲだ。

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公営のアルベルゲは宿泊費が安い分、人が多くてざわざわしているから、私は私営アルベルゲに好んで泊まってる。

部屋は2人ドミから8人ドミまであって、3人ドミをチョイス。

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ルームメイトは一昨日初めて会ったコインブラ在住のポルトガル人女子だった。

シャワーは4個、お手洗いは2個。

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そうそう。洗濯しようと思って、洗い場の場所を尋ねたら、まさかの

噴水www

道路にある噴水が洗濯場所だったーwww

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衝撃的!!!

地元の人は普通に洗ってたけど、沢山の巡礼者が真横を通り過ぎるから気まずくて、ここで洗うのは遠慮したよ(汗)

このアルベルゲは庭が広くて、夕飯の時間までジャネットさんと庭でくつろいで過ごした。

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ジャネットさん「そういえばニュージーランド夫婦と今日会った?」

「あ!今日は会ってないや!」と私。

ふと、道路の方を向くと

居たwww

2人が丁度歩いて通り過ぎる所だったの!

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興奮気味にダッシュで駆け寄って、キャッチ(笑)

やっぱり出逢うべき人とは出逢うんだね。

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数年振りにネコを膝に乗せて、

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本を読みながら過ごした、天気の良い昼下がり。

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巡礼中に森博嗣のWシリーズを読み終わりそうだ。

夕飯は宿泊中の巡礼者たちと一緒に庭で食べた。

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左から、船で世界を旅する息子さんを持つドイツ人夫婦。カナダ在住のイギリス人、ジャネットさん。私。

どんな時も笑顔で可愛い癒し系のオランダ人おじいちゃん。その隣はドイツ人のおばさんで、オランダ人のおじいちゃんと恋が芽生えそうな予感。

青いTシャツを着た2人はイギリス人の友達同士。ペアルックだからゲイカップルかと思ったら違った。

私は、ジャネットさんに勧められてハマった、しし唐みたいなパドロンと、

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スパニッシュオムレツサンドをオーダー!

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あと、りんご(?)を揚げたデザートをスタッフが持ってきてくれた。

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どれも量が多くて大満足!賑やかで楽しい夕飯だったなぁ◎

サンティアゴ・デ・コンポステラまで、残り45キロ!

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あと2日!あと2日だけだから、どうにか持ってくれ!と縋る気持ちで、寝る直前まで足を冷やし続けた。

どうか明日には左足の炎症が治まってますよーに。

【カミーノ巡礼23日目】

出発地:Pontevedra

目的地:Tivo

想定距離:18km(約5時間半)


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